ヤミ金の一種である偽装質屋ですが、他のヤミ金と比べるとその摘発件数は決して多くはありません。なぜ偽装質屋はなかなか摘発されないのでしょうか。

 

まずは、質草の管理がほとんど必要ないことが挙げられます。

 

通常の質屋ですと、ブランド品のバッグやダイヤモンドなど、様々な品物が質草として持ち込まれます。中には、保管に注意を払わなければならない質草もあり、不適切な保管によって質草の価値が下がってしまってはいけません。

 

質草の管理には細心の注意を払うため、その設備にもお金がかかり、フットワークは決して軽くはありません。

 

一方の偽装質屋の質草は、ポケットティッシュやボールペンなど二束三文の品物ばかりです。これならば、ばれそうになった時に捨てて逃げても構いませんね。

 

もう一つ、偽装質屋の情報提供が少ないことも、偽装質屋の摘発が少ない理由の一つです。

 

ヤミ金の実態を把握するためには、利用者からの情報提供が欠かせません。ヤミ金で困っている人は、積極的に情報提供してくれるでしょう。

 

しかし偽装質屋は、お金で困っている人が頼る駆け込み寺のような存在です。そもそも偽装質屋で困っているという感情がありませんし、偽装質屋の情報提供をしてそこが摘発されたら困ってしまいます。

 

だからと言って偽装質屋が許されるわけではないので、もし生活に困ってしまったりクレジットカードの返済ができない場合などの状況に陥ったとしても、利用はしないでください。